今回の「渚のオートにまつわるエトセトラ」は19日から山陽オートレース場で始まる特別G1「共同通信社杯プレミアムカップ」のお話です。

 オートレース場は全国に5か所あります。そのうち唯一、本場に行ったことがなかったのが今回の開催地・山陽オートレース場です。今回は数か月前から計画して小旅行をかねて念願の山陽オートレース場に赴き、心ゆくまで思いっきり投票してこようと思います!

 特別G1は年末のスーパースター王座決定戦のポイントが付与されることもあり非常に熱い戦いが見られる楽しみがあります。そして東京から博多を経由して博多ラーメンを食べてSNSで見つけた下関近くの唐戸市場でおいしいお寿司も食べてというのも楽しみのポイントですね。

 さて、本題の特別G1「共同通信社杯プレミアムカップ」の注目選手です。今回は注目選手というよりも若手VSベテランに注目して見ていきたいと思います。今回は31期以降の選手を若手、30期以前の選手をベテランとしてお話します。

 最近のSG、特別G1を振り返ると2024年2月のSG全日本選抜の金子大輔選手、2023年3月の特別G1共同通信杯の荒尾聡選手の優勝を最後に若手が優勝を独占している状態です。

 8月に1000勝を達成した私の大好きな川口の若井友和選手が若手選手のオートレースに対する向き合い方が素晴らしいとコメントされていました。オートレースはここ10年で飛躍的にレベルが上がってなかなか勝つことは難しいと…。その若手選手に負けない技術を持ったベテラン選手と勢いのある若手選手との戦いが一番の見どころだと思っています。

 オートレースの時代を築き上げてきたベテラン選手とひたむきに努力を続ける若手選手との戦いを見られると思うとワクワクが止まりません!

 若手選手の注目は、ランクTOP3の青山周平選手、鈴木圭一郎選手、黒川京介選手に加え、今年4月のSGオールスターオートレースを制した佐藤励選手です。

 対するベテランは、川口から若井選手、永井大介選手、中村真人選手。浜松から金子選手、佐藤貴也選手、木村武之選手、伊藤信夫選手。伊勢崎から高橋貢選手、早川清太郎選手、岩田行雄選手、西原智昭選手。飯塚から荒尾選手、篠原睦選手、久門徹選手。開催場の山陽から松尾啓史選手、佐々木啓選手、丹村飛竜選手…。数えあげればきりがありませんが、ベテラン選手の熱いレースに大いに期待しています。

 新時代を切り開く若手のスピードか、時代を築いたベテランの円熟した技術か、息をのむほどのレースを初めての山陽オートレース場で楽しんできます!