飯塚オートのSG「第57回日本選手権オートレース」は30日、予選2日目が行われた。

 10R、新井日和(22=伊勢崎)はトップスタートを決め先頭に立つが、3コーナーで篠原睦に差され後退。それでも食らいつき2着でゴール。初日の8着から立て直してきた。

「篠原さんが入ってきた3、4コーナーは曲がれなくて抜かれました。その後、篠原さんの内に入るのは無理と思って、後ろに抜かれないよう付いていきました。最後、チョイ差しを狙ったら流れてしまって…」と悔しそう。「リング交換とヘッド周りの調整をして全体的に良くなりました。初日(上がり)47だったのが41台になって、みんなびっくりしたでしょうね。私も試走が3つ上がって久々に緊張しました。ピットでどう走るかイメトレしていました」と、やった仕事がしっかり実った。

「晴れはメドが立ちました。スタートはチェンジ入れてからはいいけど、出る時の伸びがもう少し欲しいのでクラッチを扱います」と貪欲に調整する。結果が出て気配は上昇、3日目以降も楽しみだ。