飯塚オートのSG「第57回日本選手権オートレース」は2日に5日目を開催し、準決勝戦が行われた。

 地元のエース有吉辰也(49=飯塚)は準決勝戦12Rを白星で締めくくり、初日から負けなしの5連勝で飯塚から唯一ファイナル進出を果たした。

「プレッシャーは半端なかった。緊張した」上に「跳ねがすごいから、グリップを残して大きく走るしかなかった」状態で2番手以下をぶっちぎっての勝利は圧巻だった。

「エンジンはノータッチでよさそうな感じ」と、機力に不安がなければ跳ね対策に専念するだけだ。

「地元なので、恥ずかしくないレースができればいい」。控えめに語る頼れる地元のエースが、足周りも整えて大仕事に挑む。