伊勢崎オートGⅡ「レジェンドカップ」が4日、開幕する。森且行(50=川口)は前節(11月22~24日)に続いての当地参戦。初日には落車しており、体、エンジンの状態が気になるところだ。
人気を背負った初日にいきなり落車。過去の大ケガから「冬場は体が硬くなって可動域が狭くなる」と話したこともあり周囲をヒヤリとさせたが、その後2日はエンジンを立て直し連勝でシリーズを締めた。体が大事に至らなかったのも幸いだ。
「フレームをしっかりできたのが逆に良かったかな。車は乗りやすくなった。エンジンは組み直してみたけど、ロッドに傷は入っていなかったので問題ないと思います」。とりあえずマシンはOK。今節は違和感の残るハンドル周りの修正に重点を置いていく。
当地は9月GⅠムーンライトCCでケガから復帰後初のグレードレース優出を決めた思い出深い走路でもある。「また優勝戦に乗りたいね」。言葉には力がこもっていた。