伊勢崎オートのGI「第49回シルクカップ」は11日、準決勝戦が行われた。
9Rに登場した伊藤正真(34=伊勢崎)は好スタートから2番手発進とすると、2コーナーで金山周平をまくって先頭に立ち、押し切り1着。グレード戦初優出を決めた。レース後は「やっちまったぜ~」と満面の笑み。「今年はグレード戦で優出すると決めごとがあった。地元でできて良かった」と喜んだ。
エンジンもいい。「練習が全然ダメで、いつもと違うセッティングにした。不安だったけど、試走からいい重みが出た。レースは風が強いからミスしないよう、コースを外さないよう走った」。調整で正解を出し、納得の仕上がりだ。
初のグレード戦のファイナルへ「悔いなく走りたい。メンバーはすごいし、当たって砕けろで」と挑戦者として臨む。悲願の優勝へ「おやじに背中を押してもらおうかな」。昨年11月に亡くなった同じオートレーサーだった父・正司さんが天国から応援してくれるはずだ。