2026年最初のSG「第39回全日本選抜オートレース」が18日、静岡県・浜松市の浜松オートレース場で開幕する。精鋭96人が集結し覇を競う。今回注目したいのは地元の吉林直都(27=浜松、36期)だ。昨年11月、福岡県の飯塚オートレース場で開催された「第57回日本選手権オートレース」でSG初優出を決め、年末のビッグレース、川口オートのスーパースター王座決定戦トライアルに出場した。ブレークした新鋭に、初の地元SGへの思いを聞いた。

【吉林直都・インタビュー前編】

 ――初の地元SG出場が決定

 吉林 うれしいし、やっぱり優出はしたいですね。日本選手権は「優勝するぞ」という気持ちでした。スーパースター王座決定戦トライアルは「決定戦1枠狙うぞ」という気持ちで走りました。今回はその中間?で(笑い)。それくらいのメンタルで、ヤル気はあるのはもちろんだけど、いい感じにメンタルを持って行けたら。あまり意気込み過ぎずにいきます。

 ――地の利はある?

 吉林 でも、浜松の新走路が、まだ安定してないんですよ。スタートでケツ(リア)を振ってしまう。どのタイヤを使ってもそう。切れるか空回るか、ギャンブルチックなところがあって自分の中では安定してないんです。そこが心配。それにスタートラインの位置にもよるんです。普段、みんなが切っている真ん中あたりの場所だといいけど、オープンみたいな並びの端とかになると、みんなが切ってない場所。そこが空回りしそうで怖い。そこは前検から様子見ながら切りたい。空回りが一番もったいないから。空回りが大丈夫なら、状態は悪くないから切れると思います。

 ――精力的に練習するつもり

 吉林 そうですね。あと、0メートルのオープン戦だと出た瞬間、周りが見えてないのでいい。でも、角度がついた並びだと出てから左に人がいる。それが気になってクラッチミートがおかしくなる。そこは自分のメンタル的な問題なので、しっかり手を離せるかどうかですね。しっかり練習して慣れて臨みたいです。

 ――その0メートルオープンの日本選手権やスーパースター王座決定戦トライアルは好スタートを披露。モトクロスの経験は生きている?

 吉林 全然違う競技だから何とも言えないけど、生きているのかな。森下(輝)もスタートは早いでしょ。あいつも一緒にモトクロスをやってきたので。リンクする部分はないけど、感覚は身についているのかな。でも大きいですね。ビッグレースになればなるほど、切れた方が絶対いいので。(続く)

 ☆よしばやし・なおと 1998年11月26日生まれ。静岡県出身。2023年1月27日選手登録の36期。同年2月4日、浜松でデビューし2着。翌5日の2走目で初勝利。同年4月の浜松アーリーレースで初優勝。24年4月飯塚・第43回オールスター・オートレースでSG初出場。25年11月飯塚・第57回本選手権オートレースでSG初優出(6着)。通算優勝は5回。同期は栗原佳祐、祐定響、浜野翼、早津圭介、牧野竜人、三宅真央、村瀬月乃丞ら。身長173センチ。血液型=A。