オートレース選手養成所の第39期生卒業式が8日、茨城県下妻市・筑波サーキット内の同所で行われた。

 約9か月の厳しい訓練を耐え抜いた卒業生は女子レーサー4人を含む13人。最優秀賞には小林右京(26=飯塚)、優秀賞には落合春翔(21=川口)が選ばれた。

 小林は大学(明大)まで打ち込んだ自転車競技に見切りをつけ、いったんは就職。それでも「何か物足りなく、せっかくなら別の業種にチャレンジしてみようと思った」とオート界に転向した。「音の迫力が自転車とは全然違う。カッコいいなと思います」と今ではすっかりバイクのとりこだ。

 最優秀賞については「養成所に入った以上は目指していたもの」と話し「タイムだけではなく、いろいろな部分を総合的に評価してもらえたんだと思う。それがうれしかった」と年長者としての自覚ものぞかせた。デビュー戦は1月15日開幕の地元・飯塚。「大事なレースだし勝ち切りたい。自信はあります」と力を込めた。

 その小林が「アイツは速い」と一目置くのが優秀賞の落合だ。子供の頃のポケバイ大会参加をきっかけに「いずれは大きなバンクで」と選手を志した。デビュー戦(川口・1月29日~)に向けては「自分の夢見ていた舞台。今は緊張と喜びが半分ずつという感じだけど、やってきたことを出すだけ」。川口所属とあって目標には黒川京介、佐藤励の名を挙げ「レースは何度も見ていました」と目を輝かせた。