山陽オートのGⅠ「創刊60周年九州スポーツ杯 第60回スピード王決定戦」は11日に最終日が行われ、12R優勝戦は長田稚也(25=飯塚)が勝利。1月の伊勢崎シルクカップに続く今年のGⅠ連続優勝で自身3回目のGⅠ制覇。通算では19回目の優勝を飾った。

 スタートでは荒尾聡の強襲を受け止めると1コーナーは好位を確保。2番手から2周3コーナーで逃げる森下輝を内から一気に抜き去り勝負を決めた。「うれしい。態勢ができたら行こうと思っていた。モタモタしていたら今度は自分がやられる立場になってしまうので」と勝負どころを見極めた完勝劇だった。

 これで、今年は2回目のGⅠ制覇。「出来過ぎて怖い。リズムはこれ以上ないくらい。エンジンに気になるところは全くない。どこの場へ行っても変わらない。求めた通りの反応をしてくれる」と機、乗り手とも上昇気流に乗っている。

 好調の中、次走は浜松SG全日本選抜が控える。「今年はそこを取るためにやると決めた一年。挑戦し続けないといけない。流れを壊さないよう落ち着いて整備、走行をやっていきたい」。優勝の余韻に浸りながらも視線は先に向けている。