今年最初のSG「第39回全日本選抜オートレース」が18日、静岡県・浜松市の浜松オートレース場で開幕する。地元SG初出場の吉林直都(27=浜松、36期)は、持ち前のスタート力を生かして昨年11月、福岡県の飯塚オートレース場で開催された「第57回日本選手権オートレース」でSG初優出を決め、名前をアピールした。地元SGでの活躍が期待されるが、課題もあるという。
【吉林直都・インタビュー中編】
――武器のスタート力を生かし昨年の日本選手権でSG初優出
吉林 しっかり活躍できたのは良かったですね。なかなか経験できない優出もさせてもらった。選手権とか年末のスーパースター(SS)王座決定戦トライアルとか、本当にトップの選手方と走らせてもらって、どういう気の持ちようだったとか、整備の仕方とか直接見ることができて良かったと思います。
――刺激受けた選手は誰
吉林 みんなですよ。すごいですよ。やっぱり、かけるべき時にお金をかけて整備して、準備している。雨が降っても、必ずいいタイヤを持っていたりする。その準備が自分はまだまだ。その日暮らし系でやっていることが多いから。すごいなあと思うし、やばいとなる。変えていかないと。
――SG優出しても
吉林 選手権の優勝戦もヤル気を入れ過ぎてしまいましたね。今思えば、そうじゃない方が良かったかも。それを経験して年末の川口(SS)に行ったけど、フライングしてしまった。川口は跳ねがあったのもあるけど、気持ちで少し焦って、行かなきゃと思ってフライングしてしまった。そもそも、跳ねが毎回くるわけではないので、その対処がうまくできませんでした。そこは経験不足。何していいか分からなかった感じです。疲れるだけで、解決しないまま終わりました。今後は大きなレースなればなるほど、すぐに修正できるようにしないとですね。手を動かして勉強します。
――他にも課題はある
吉林 川口のSSで不成立(最終日、競走戒告を受けた)があったけど、あれも自分がもっと(並走していた中村雅人から)離れるべきだった。防げた事故と思うと気持ちもなえます。今はレースでのさばき、他の人との距離感、そこを重要視しています。くっつきすぎず離れ過ぎず、開け過ぎず締め過ぎず。これはもう実戦の中で経験していくしかないですね。(続く)
☆よしばやし・なおと 1998年11月26日生まれ。静岡県出身。2023年1月27日選手登録の36期。同年2月4日、浜松でデビューし2着。翌5日の2走目で初勝利。同年4月の浜松アーリーレースで初優勝。24年4月飯塚・第43回オールスター・オートレースでSG初出場。25年11月飯塚・第57回本選手権オートレースでSG初優出(6着)。通算優勝は5回。同期は栗原佳祐、祐定響、浜野翼、早津圭介、牧野竜人、三宅真央、村瀬月乃丞ら。身長173センチ。血液型=A。