飯塚オートのSG「第57回日本選手権オートレース」は30日、予選2日目を開催した。5Rでは佐藤摩弥(33=川口)が節目の400勝を達成した。

 コンマ04の好タイミングで飛び出すと、グーンと車を伸ばし1コーナーを先取り。マイペースの逃げに持ち込んで初日から連勝を飾るとともにメモリアル勝利を手にした。

「スタートはタイミングが早過ぎて焦った」と振り返るが、そんなことは微塵も感じさせずに主導権を握ったあたりはさすがスタート巧者だ。

 エンジンは初日のレース後にクランクケースを新品に交換する大幅整備に着手。「まだちょっとセッティングが合っていなくてぶっつけになってしまったけど、音の感じは変わった。たぶん良くなると思う」と手応えを感じた。

「跳ねないタイヤが見つからなくて…」と、一番の問題はタイヤ探しになるが、3日目はセッティングとタイヤ探しの同時進行で底上げを図る。