伊勢崎オートナイターSG「第29回オートレースグランプリ」は13日、最終予選が行われた。

 森且行(51=川口)は12Rに2番車で登場。速攻を決めた1番車・青山周平の2番手に付けると、終盤は突き放されながらも2着を確保。準決勝戦に駒を進めた。

「キャブとヘッド周りを扱った。何か引っ張りながら進んでいる感じ。手前にきていて先がない」と、愛機の動きにはまだ課題を残すものの「スタートは切れた。試走だけは跳ねたけど、レースでは跳ねなかったからタイヤはこのまま行く」。改善の兆しを見せたスタートがこの日も決まり、今節苦しんできた足周りにも一定の手応えをつかんだ。

 さあ、勝負どころのセミファイナル。「先を出すセットにする。あとは先を出すだけ」と、伸びを求めた究極仕上げを施し優出を狙う。