伊勢崎オートナイターSG「第29回オートレースグランプリ」は12日、予選3日目が行われた。
小林瑞季(34=川口)は1R、3連勝を狙う佐藤励の猛追を阻止し今節初勝利を挙げた。
「雨は最近、結果が出てなくて自信がなかったけど、初日(4着)の失敗を生かせた」と笑顔。「タイヤが良かった。内に行っても外に行っても食いついた。雨は結果が出たしいいのかな」と感触は上々だ。
オートレースGPは3年前(2022年)にSG初優出を決めた思い出深い大会だ。「あの時は本当にエンジンが良かった。優勝戦の8着は乗り手。でもエンジンは8人の中で一番だったと思う。それくらいメチャクチャ良かった。SGで活躍するにはあれくらい必要。あの時と同じくらいのエンジンをつくりたい」。今なお脳裏から離れない超抜機の手応えを求めヘッド交換に着手する。
「手前があるしエンジンのベースはいい。でも、もっと伸びてくれるようにして、まずは準決に乗れるように頑張る」。予選最終日の4日目、思惑通り上向けば上積みの期待は大。まずは試走タイムに注目だ。