15日に行われた伊勢崎オート最終日12R優勝戦で浅倉樹良(24=伊勢崎)が0線1番車からピッチを上げて逃げ切りV。デビュー後22日での優勝は青山周平が保持していた35日を塗り替えるデビュー最速優勝記録。また、1月25日の初陣から無敗の10連勝も達成。今年デビューした37期生の中でも最速での優勝と記録ずくめの勝利となった。
浅倉は「素直にうれしいです。苦手な試走は朝練から師匠(竹本修)と周りの選手の方々にアドバイスをもらい自分の中では今までで一番いい試走でした」と本番を迎える前から準備万端だった。レースも「道中は森村亮選手のエンジン音が聞こえていて、近い距離にいると思っていたのでミスしないように走りました」。ゴール線を通過するまで安心できない中でも冷静に走り抜いて結果を出した。
「これからもたくさん頑張り、次節も優勝したいと思います。応援よろしくお願いします」と締めくくったスター候補の次走は26日に開幕する伊勢崎の3日間開催。青山が持つデビューからの連勝記録(12連勝)更新&連続優勝に期待がかかる。