浜松オート特別GⅠ共同通信社杯「プレミアムカップ」は23日、12Rで優勝戦が行われ、青山周平(40=伊勢崎)が8周回を逃げ切り、プレミアムカップ6回目の優勝を飾った。GⅠ優勝は30回目。2着は鈴木圭一郎、3着には黒川京介が入った。
勝ちパターンに持ち込んだ青山は、やはり難攻不落だった。1周1コーナーでは、2番車・黒川に半車身前に出られていたが、うまくインから小回りして先頭を譲らず。3コーナーでは内から金子大輔がインをうかがい、外からは黒川がまくり攻勢をかけるが、ここも受け止めて首位をキープ。残る周回も後続をがっちり封じて押し切った。
「何回か滑らせて、特にクロちゃん(黒川京介)に迷惑をかけたけど、うまく対処してくれたのでよかった。自分がうまく操作できなかった。操縦ミスです。スタートもみんな速いのでもっともっと練習します」
反省の弁は多かったが、それでも最後には「今年度最後のレースで優勝できてよかった」と安堵の表情を見せた。
4月から再びS1に返り咲く青山が、2025年度も力強く戦線をリードしていく。