浜松オートのGI「第67回スピード王決定戦」は20日、準決勝戦が行われた。
西翔子(31=浜松)は雨の9R、好スタートを決め逃げ態勢をつくると、若井友和の猛攻をしのぎ1着。うれしいグレード戦初優出となった。
「初優勝した時と同じ。自分なのかなという気持ち。うれしい」と笑って夢心地の心境を語る。雨の3連対率は0%だったが「朝練で(佐藤)貴也さんや(鈴木)圭一郎さんと併せて思ったより走れた。それに川口の新走路の雨で1着を取れたいいイメージもあった」と自信はあった。レースも「(木村)武之さんにアドバイスをもらって、コースを外さないように落ち着いて走れた」と納得の勝利だ。
優勝戦はまた雨の予報もあり、メンバーも強力だが「全力を出し切れば」と全速戦でGⅠ初優出初Vを狙う。