浜松オート特別GⅠ共同通信社杯「プレミアムカップ」は20日、2日目を開催し、最後の予選が争われた。12Rに登場した森且行(51=川口)は大敗できない状況を見事に克服してみせた。

 スタートで好位置を確保すると、レース中盤で逃げ切りを図る同期の岩崎亮一をかわして先頭でゴール線を駆け抜け「久々だよ、1着!」。フロントが逃げる症状で全くレースのできなかった初日から、この日はしっかりレースしての白星に森スマイルが弾けた。「フロントを替えたら安心感が全然違う。普通に開けられるから」と一安心の様子だった。

 キャブ調整を施したエンジンも「(3秒)383の上がりタイムなら悪くない」と及第点。調整の余地は残すがトーンも軽快で、気分良く準々決勝戦に臨む。