浜松オートのSG「第38回全日本選抜オートレース」が6日、開幕する。森且行(50=川口)は前節の川口戦は4、3、6、2着と未勝利。準決勝戦も不発に終わった。ただ最終日は上がり3・375秒と時計が出た。
「ハンドル周りを修正して乗り味は大分良くなった。エンジンも組み直してレース足が出た感じ。普通マフラーになってどうか」
今大会を見据えた整備が奏功し操作性、機力に手応えを感じ取った。あとは当地初戦に向け、調整を合わせるだけ。前検日(5日)も精力的に練習に出た。
今年ここまで10走し、まだ1着はない。今年初戦は反妨で、そこから流れはいまひとつだ。それは承知の上で「そろそろね」と、ひそかに燃える。良化の兆しが見えて臨むSGで今年初勝利を決め、巻き返しモードだけでなくV戦線に名乗りを上げたい。