伊勢崎オート「第46回東京スポーツ杯」が18日、開幕する。もっか11連勝中と無双状態の青山周平(40=伊勢崎)に誰が待ったをかけられるのかが今節の最大の見どころ。本来なら早川清太郎(42=伊勢崎)がその一番手となるが…。
鳴かず飛ばずの1年が終わろうとしている。今年は優出わずか7回で優勝もゼロ。グレードレースでも目立った結果は残せず、タイトル最短と評され伊勢崎の屋台骨を長年支えてきたエースとしては物足りない数字が並ぶ。「良くなかったですね。見ての通り、結果通りです…」。言い訳はせず、冷静に現実を受け入れている。
エンジンには手を入れ続けている。新品ヘッドを投入しシリンダー、ピストンまで替えた前節(GⅡレジェンドカップ)に続き、今節はクランク交換に着手した。「クランクは以前に乗っていたもの。練習では悪い感じはなかったので、これで一走してみる。変わってくれるといいんだけど」。
今年は今節と次節の伊勢崎(24日~)の2節を残すのみ。走り慣れた地元で、年を越す前に潮目を変える一打が欲しいところだ。