伊勢崎オートのナイターGⅠ「第31回ムーンライトチャンピオンカップ」が4日、開幕する。9R出走の森且行(50=川口)は前節のSGオートレースグランプリから引き続いての伊勢崎参戦。前節までのデータを生かしつつ、上位進出を狙いたいところだ。
「良くなかったね…」。そう振り返った当地SGオールスターグランプリ以来、約3週間ぶりの実戦になる。「あまり間隔が空くと良くないんだよ。個人的には中3、4日ぐらいがちょうどいいんだけど」。ジムで体を動かしてはいても勝手は違うようで「筋肉痛も最初はひどいし、体への負担は大きいんですよ」と苦笑した。
今節は前節までに扱わなかった部分に手を入れていく。まずはヘッド周りの部品(バルブ)を交換した。「最近は消音(マフラー)の方が成績がいい気がする。通常に変わると先がなくなっちゃうんだよ」。季節が多少進んだとはいえ、舞台は前節と同じ夏のナイター開催。乗り手の感覚を取り戻しつつ、前節までのデータも生かしていく。
レースを離れた3週間は「ちょこちょこ忙しくてね。夏らしいこと、してないなあ」と、大きなイベントはなかったと明かした。「海にも行ってないし、野球も見に行ってない。そうだ、台風がいけないんだよ」と笑った。その一方で「体は休めたからね。それは良かったかな」。束の間のオフで心身の充実は完了した様子だ。