浜松オートのGⅡ「第2回浜松記念曳馬野賞」は19日、幕を開けた。

 初日7R、森且行(50=川口)は序盤8番手と劣勢展開だったが、5番手まで挽回しゴールした。

「1走目のタイヤはいつも跳ねる。エンジンも練習は手前にき過ぎていて、調整したら逆に先に行き過ぎた」。うまく合わず苦労した。だが追い上げられたこともあり「調整にはしっかり反応する。タイヤも2走目だと跳ねなくなる。(2節前の)伊勢崎でもそうだった」と見通しは立っている様子だ。

 また、勝利への対策は自らの体にも及ぶ。「体重はあと1キロ軽くしたい。(前検日の夜は)5回、サウナに入った。まあ好きなのもあるけど」。現行エンジンは選手の体重で進み方に影響が出るといい、軽い方が有利とされる。森のように減量する選手もいる。人車ともに磨きをかけ逆襲を図る。