浜松オートのGⅡ「第2回浜松記念曳馬野賞」は19日、幕を開ける。
18日の前検日、雨で練習に出る選手がいない中、森且行(50=川口)は精力的に走った。「いいタイヤがないから探す。それに場所も違うし乗ってみたかった。エンジンはいっぱいになっている感じだから修正しないと。でも通常マフラーの方が症状が分かりやすいからいいね」と調整のメドが立ったようで表情は穏やかだ。
前節の川口戦はV奪取といかなかったが収穫もあった。「(青山)周平に教わったスタートの切り方が少しずつできている。でももっと正確にできるようにしたい。タイミングはコンマ15でも出ていくように。フライングは切りたくないから」
リスクが多いメイチ勝負から、飛び出し後の行き足を生かした戦法へ―。今節もS1直伝の新スタイルに磨きをかけ優勝を目指す。