ナイター開催の伊勢崎オートGⅡ「稲妻賞」は9日が最終日。10Rに出走した森且行(50=川口)は準決勝戦と同じ5着に終わった。だが深刻な表情ではなかった。試走は3・29秒と30台を切るタイムを出した。
「エンジンはセッティングを変えて奥まで行けるようになった。乗りやすくなった」と調整して反応はあった。「(調整に)時間がかかり過ぎたかな」。メドは立ったが、最終日になってしまったことを悔やむ。
その最終日はスタート後の展開が劣勢で8番手からの攻めとなった。「スタートが切れない」と前節のGⅡ・川口記念準決勝戦のフライングが響き、タイミングを思い切り攻められないでいる。
「次節までは我慢しないと。ただ、少しクラッチを扱う。タイミングを攻めなくても(車が)出ていくようなセッティングを試してみる。それは(青山)周平が教えてくれた」。
伊勢崎のスピードキングがくれたアドバイスは今後の戦いに大きく役に立つはず。次節、13日に開幕する川口開催での動きに注目だ。