浜松オートのGI「開場68周年記念ゴールデンレース」は9日、二次予選の2日目を行った。
地元の主力・木村武之(46=浜松)が苦戦している。4R、試走3・35秒はメンバー中3番目タイの時計。スタートを決め好位から攻めたが、試走3・30秒と一番時計の中村友和とやり合い2番手を死守するのがやっとだった。
レース後、5Rの試走タイムを見て「どうやったら3・33の試走が出るんですか?」というほど物足りなさを感じている。「抜き上げるエンジンじゃないからスタート行くのが必須条件だった。苦しい。大きく走れない」と振り返る。
前節の飯塚SG・オールスターも良くなく、途中でクランクを交換。良化の兆しを見せたが地元に戻り初日は7着とリズムに乗れない。
「何か替えないと」と同期の篠原睦と相談しながら対策を練った。「エンジンの部品は結構替えてあるのでキャブ本体を交換する。試走は(3・)28くらい出したい。良くなればそれくらい出ると思う」。手を動かし立て直しを狙う。
準々決勝戦もセミファイナルへは2人だけの狭き門。試走が出れば結果は出走で注目したい。