浜松オートのGI「開場68周年記念ゴールデンレース」は8日、幕を開けた。その初日4Rでは深谷俊太(33=浜松)が白星スタートを決めた。
10線最内の3番車での競走は、まくり攻勢で前2車を抜き、2周回2コーナーで先頭に立つ速攻劇だった。
「自分の展開に持ち込めた。良かった」と笑みもこぼれる。エンジンは今節、新品のパーツを導入した。「最近1着を取っても上がりタイムが出ないのが気になった。ヘッドを交換していいと思う。乗りやすかった。調整は大きなことはしないし、タイヤも大丈夫」と不安材料はない。
地元開催のGⅠは補充参戦も含め今回が6回目で、初日1着発進は初めて。GⅠ準決勝進出は2022年10月、当地の第64回スピード王決定戦(7着)があるが「全然記憶にない」と苦笑い。愛機に手応えがあるだけに「今回も準決には行きたい」と気合十分。2日目、連勝を決めノルマ達成へ勢いをつけたい。