浜松オートのGI「第67回スピード王決定戦」は18日、予選2日目が行われた。

 石田啓貴(28=山陽)は2Rで3着。浅野浩幸を先頭に混戦となり内、外から攻められるシーンもあったが、耐えしのいだ。「怖かった。でも、引いたら終わりだから思い切って走りました」。ひるまず気持ちを前面に押し出し確定板を確保した。

 過去3回の優勝のうち2回が浜松。当地とは抜群の相性を誇る。「浜松用のセッティングにすればここではいつも良くなる。それにエンジンも前節、カムを替えて極端に良くなった。全体的にいいし好きな感じの乗りやすさがある」と、今回も〝完調〟だ。

 GI初参戦での予選突破は胸を張っていい。「タイヤもいいし、もう思い切って行くだけ」。勢いを味方に準決勝戦進出を狙う。