浜松オートのGI「第67回スピード王決定戦」が17日、開幕した。

 赤堀翼(39=浜松)は0線2番車の8R、スタートで1コーナー先手を奪い、そのまま後続を振り切り好発進。前節の当地戦では3、5、4着と未勝利に終わり「GIで戦うレベルにない。バルブを交換して上積みを狙う」と今節は手を加えて臨んだが、さっそく成果が表れた。

「前節とは全然違って力が出た。止まりも出て走りやすい」。愛機のパワーアップを実感し、レース後は笑みもこぼれた。

「ここから調整をしていく」と、さらに上のレベルを求めていく。今年は6月の当地GII浜松記念曳馬野賞で久々のグレード戦優出(5着)を決めた。今節も楽しみは大きい。2日目も結果を出し、再びグレード戦で存在感をアピールする。