浜松オートのGI「第67回スピード王決定戦」が17日、開幕する。
森且行(51=川口)は前節の伊勢崎GIIレジェンドカップ最終日、速攻が決まり快勝。「スタートが良かった。5周半くらい独走だったしね。エンジンはキャブ調整しかしてないけど、一番良かった」と好感触でシリーズを終えた。
新走路の浜松に変わる今節は、エンジンに手を加えるだけでなく走路対策にも取りかかる。11月29日開幕の開催から新走路になった浜松は今節が3節目。新走路は接地感があまりなく、エンジンの調整に苦労する選手は多い。
森は足周りが気がかりなようで「伊勢崎と飯塚は跳ねないけど、ここはどうかな。それにフロントが逃げるかもしれない。フロントタイヤの当たりつけをする」と、しっかりしたグリップ感を求め万全を期す構え。機はいいだけに、タイヤがしっかり食いつけば持ち味の全速戦で好発進も決まりそうだ。