飯塚オートのSG「第57回日本選手権オートレース」は29日、開幕した。1Rに登場した早川清太郎(43=伊勢崎)はS5番手に付けると混戦の2番手争いを持ち前の巧みなさばきで突破して2着でゴールした。
今年前半はタイヤの跳ねに苦しんだが最近はその跳ねが軽減。それに伴って成績も戻ってきた。近況は4節連続優出中。前節の地元戦は初日から3連勝で勝ち上がっての準優勝だった。
初日のレース後は「最近の中では跳ねが強め。何とかしたい」と上位着にも危機感を抱いていたが「試走タイムも出ているし、エンジン自体のポテンシャルは悪くないと思う」と機力的な不安は小さい。
「メンバーを考えるともっと上のレベルを目指さないと。跳ね対策をして、練習で今の状況を把握し調整したい。今回は長い(6日間開催)のでじっくり合わせていく」
いい流れで迎えた今大会を決して無駄にしない。