飯塚オート九スポ杯「エキサイティングマッチ」は10日、優勝戦が行われ、篠原睦(48=飯塚)が今年7回目、通算では節目となる50回目の優勝を飾った。

 1回目のスタートで伊藤信夫がF。仕切り直しとなった2回目は枠番通りの隊列で1コーナーへ。最後方からのレースとなった篠原だが1周目に同ハンの浦田信輔、伊藤をかわすと進撃開始。4周3コーナーで逃げる村瀬月乃丞のインに切り込んで6人抜きを達成。残る周回は後続に影も踏ませぬ独走で完全Vを決めた。

 準決勝では満足いく状態ではなかった。「タイヤを替えて完璧でした。試走は余裕があったし、レース足も抜群でした。エンジンに余裕があったので落ち着いていけた」と最後はきっちり仕上げてみせた。

 次走は山陽・特別GⅠプレミアムカップ。「出来すぎでしょう。デビューしてこんなに勝てて、いい年はない。山陽にもいい状態で行けるので、しっかり落ち着いてレースを頑張りたい」

 節目の優勝を飾り絶好の気配で参戦する次走のプレミアムカップでは今年をさらに良い年にするべくGⅠタイトルを取りにいく。