浜松オートのGⅡ「ウィナーズカップ」は2日、準決勝戦が行われた。その10Rでは黒川京介(27=川口)が快走を披露した。
スタート4番手から2周回に3番手に上がる。栗原佳祐と鈴木宏和の先頭争いを見定め3周回、2人をまくる圧巻のスピードを披露。先頭を奪うと、そのまま引きちぎった。
〝2車狩り〟の攻めは「タイヤがかかってくれた。良かった」と笑顔。「リム修正して跳ねがだいぶ良くなった。もう跳ねないくらい」と3日目まで苦しんだ足周りは良化した。さらにエンジンもいい。「リングを交換して変な軽さも取れた。(グリップを開けて)真っすぐ行くようになった。上がりタイム(3・428秒)もいい」と整備が奏功した。
「あとはスタート。自信を持って切れるように、タイミングをしっかりみつけたい」と練習で万全を期す。
今年12回目のVに王手。「SG優勝戦みたいなメンバーだけど、取りたい」と力を込め決戦に臨む。