浜松オートのGⅡ「ウィナーズカップ」は1日の3日目、準々決勝戦が行われた。木村武之(47=浜松)は7R、7番手から的確に前をさばいて1着。2日目の5着から修正し、今節2勝目を挙げた。
走路温度62度の熱走路で、上がりタイムは3・455秒と好時計。「悪くない。2日目は跳ねと滑りがあったし、セッティングもやり変えた。調整が正解。良くなったし、あれだけレースできた」と納得のデキになった。
前節、クランクを替えた効果もある。「それまで山陽GⅡ小林啓二杯とかも、試走も前を走る人より出なかったし、自分が衰えたのかな、とか考えた。でも、結果が出るので自分じゃない、エンジンが原因だと分かった。だから、しっかり仕上げたいと思う」。自身のせいにするほど悩んだが、愛機は良化で疑念は解消。気配は良く準決勝戦も楽しみだ。