山陽オートのナイター「BACKYARD CUP Season2」が3日、幕を開けた。

 湿走路の11Rで2着に入り、準決勝戦に進んだ永島潤太郎(23=山陽)。2番手を走っていた5周回、外めを回っていたが「ただの遠回りになって浜野(淳)さんに入られた」と最終周1コーナー、浜野が内に切り込む。だが冷静だった。「コーナーを曲がれなかったのは分かったので、立ち上がりですくおうと思った」と素早く2コーナーで差し返し、2番手を奪い返した。

「乗りやすかったし、タイヤも良かった。エンジンは(2節前の)プレミアムカップからいい」と愛機の仕上がりには満足している。

 今年はここまで8優出1V。「ミッドナイトが多い」と、普通開催の優出は1月の当地のナイター開催(2着)以来ない。「それでも夜型ですね。でも今節もナイター。2着に残せたし展開を突けた。流れはいいと思う」と色気を見せる。ムードは良く準決勝戦も魅力十分だ。