飯塚オートのナイターGI「第67回ダイヤモンドレース」は26日の4日目に9R以降で準決勝戦が争われた。その9Rを1着でクリアして優出一番乗りを決めたのがディフェンディングチャンピオン・長田稚也(23=飯塚)だ。

 10メートルオープンの6番車で出走した長田は、スタートで4番手につけると1周4コーナーでうまく展開を突き2周1コーナーで早くもトップに立つ。残る周回は2番手以下に大差をつける独走に持ち込んで快勝を収めた。

「スタートはメッチャ切れたっすね。同期にもらったアドバイスがハマって、伊勢崎から帰ってきてスタートの感じはいい。うまく展開も突けました」と会心の表情。

 これでシリーズ連覇にチャレンジできる権利を獲得。「優勝戦は最終(レース)なので、試走タイム(3・)20台出るエンジンにしたい。無心で頑張ります」と偉業達成に意欲を見せた。