飯塚オートのナイターGⅠ「第67回ダイヤモンドレース」は24日、二次予選の2日目が行われた。
斑走路の6Rを制したのは伊藤信夫(51=浜松)。試走は3・56秒とメンバー中トップの数字。レースも1コーナー7番手から外、内と自在に立ち回り5周回で先頭を奪ってゴールした。
「最近、雨の方が結果がいいですね」と笑みがこぼれる。近況は「乗り方を考えて変えてから結果が出だした」と雨での成績が良くなっている。
ただエンジンも良化の兆しを見せる。初日は追い切れず5着で整備に着手。「良くなかったのでキャブ本体を交換し、いい方向に行ったと思う。晴れていた昼間の練習の時も乗りやすくて良かった。レースも前について行けたし、抜けたのも大きい。余力もあった」と手応えを感じ取る。
7月の浜松アーリーレース(V)以来、優出がないが決して愛機に問題を抱えているわけではない。「伊勢崎(SG)の時も悪くはなかった。クランクやヘッドは問題ないと思う。(暑い)晴れで動くように合わせられれば」。課題は熱走路対策の調整と明確だ。
「結果を出したいですね」。1着奪取でモチベーションも上がった〝日本最速男〟はしっかり仕上げ準々決勝戦での好走を誓う。