飯塚オートのナイターGI「第67回ダイヤモンドレース」が23日に開幕する。オープニングレースで、地元勢に勢いを付けるべく臨むのが森本優佑(32=飯塚)だ。
前節の伊勢崎オートレースグランプリではSG初優出を果たして地元に帰ってきた。
見せ場をつくることができず、最下位に終わった優勝戦は「エンジンがズレていた。軽くて滑りにつながっていた。初の10周は長かった。勉強になりました」と〝授業料〟は高いものになったが、初めて最高峰のレースで優勝戦を戦い「こんな僕でも(優勝戦に)乗れるんだなぁ」と、さらに高みを望める自分がいることにも気づかされた。
余韻冷めやらぬまま迎える地元のGIだが、近況好回転を見せるマシンは頼もしい相棒となる。「消音用にセッティングは少しするかもしれないけど、伊勢崎に行く前の地元も良かった(優出3着)のでスタートに集中して、燃え尽き症候群にならないように頑張ります」と気持ちをリセットした。