飯塚オートのナイターSG「第43回オールスター・オートレース」は26日に三次予選が争われた。その4Rで、らしさ全開の勝ちっぷりでシリーズ初勝利を挙げたのが実力者・永井大介(47=川口)だ。

 20H外寄りの7枠から好スタートを決めると一気に伸びて最高ハンの主導権を握る。1周3コーナーでは10Hの片岡賢児、0Hの鈴木章夫の2車にまとめて切り込む超速攻に持ち込み、残る周回は独走で圧勝を収めた。

「久々にいいのが切れたね。でも、このスタートが続かないと。フォーク周りをやって回り足が良くなったし、エンジンは2日目のままで(3秒)359出たので、いいよね。電気だけやって練習してみる。タイヤは温存したいけど、状況を見ながら」

 好スタートから胸のすくようなスピード戦を展開し、らしさ全開の勝利を収めたダブルグランドスラマーが納得の表情を見せた。