浜松オートのSG「第39回全日本選抜オートレース」は21日、4日目を迎え最終予選が行われた。
小林瑞季(35=川口)はこの日が35歳の誕生日。6Rでは1着条件の勝負駆けを決め、バースデーを自ら勝利で祝って準決勝戦にコマを進めた。
「いろいろあって、心が追いついてない…」
というのも、朝のスタート練習で落車。その後、ロッカーに戻ってマシンを修復と、レース前は大忙しだったからだ。
「周りに手伝ってもらった。感謝しかない」。整備後の練習では「特に違和感は感じなかった」と大事に至らなかったのは不幸中の幸いだ。レースも「まさかアクシデント後に自分が先頭を走っていることが想定外だった」と驚きの白星だったと話した。
「実はここに来る前、伊勢神宮に行ってお払いをしてきたんです。なのに落車って…」。それでも佐藤摩弥からは「走れて結果が出たんだから」と諭され「そうか…」と返すひと幕もあった。
「たぶん、人生の最後には今日が走馬灯のように出てくると思う。35歳の誕生日は忘れない」
波乱万丈の記念日となったが結果オーライ。「1着が取れたし、3日目の練習から感じはいい」と、マシンの仕上がりも合格点を与えるレベルにある。ハプニングを乗り越えた流れに乗って、一気に優出といきたい。