山陽オートの特別GⅠ「共同通信社杯プレミアプカップ」が19日、開幕した。長田稚也(24=飯塚)は初日4R、10メートルオープンの7番車で出走。鋭いスタートで1周回で3番手につけると、4周回で先頭に立ってそのまま1着。これで節目の200勝達成となった。
メモリアル白星に「リーチがかかっていたから、200勝達成できてうれしい。もっともっと積み重ねていきたい。同期や先輩、グループの皆さんのおかげで今の自分がいる。佐々木(啓)さんもこの前900勝を達成していた。そういう先輩方を見習って頑張りたい」と思わずニッコリだ。
愛機の状態も足周りを中心に上向きだが「タイヤが前後見つかって前回の山陽よりも跳ねはだいぶいい。エンジンは、前回も跳ねながらでも試走タイムが出ているしいいと思う。リングを点検して整備を考える」と妥協せずに手を動かす構えだ。
2023年8月に飯塚ダイヤモンドレースでGⅠを初制覇してから2年1か月が経過した。「今はもう一回、タイトルが欲しい」と2度目のグレードレース制覇を目標に気合の走りを見せる。