浜松オートのSG「第39回全日本選抜オートレース」は23日、12Rで優勝戦が行われ、青山周平(41=伊勢崎)が速攻を決め連覇を達成した。この大会は3回目、SGは20回目、通算126回目の優勝。
昨年の賞金王が底力を発揮した。スタートで鋭い飛び出しを披露。1番車・黒川京介は必死で主導権を奪うが、青山は背後にピタリとつけ、2周3コーナーで差して先頭を奪う。あとは付け入るスキを与えず押し切った。
「うれしいですね。スタートは思い切っていかないと、と思った。上がり3・322秒を出した黒ちゃん(黒川)に迫ったので正直びっくり。整備とセッティングを大幅に変えコーナーの乗り味も悪くなかったし、レース足が出た」。準決で快速を発揮した黒川を一発で仕留めたほど愛機は完璧だった。
優勝した青山周平
また、この日が長女の16歳の誕生日。「パパやったよ、と言いたい」と父として最高の結果を残せたことに満面の笑み。
これで年末のスーパースター王座決定戦トライアル出場権利を獲得、そして9年連続SG優勝という新記録もつくった。「まだまだ至らないところがあるし、速い選手も多い。ナンバーワンだからとか、SG何回も勝っているとか、そういうプライドは全くない。先輩から刺激を受けて、若い子のエキスは吸って(笑い)頑張りたい」とおごりはない。謙虚な気持ちを忘れず、今年もオート界をけん引する。