川口オートのSG「第37回全日本選抜オートレース」は23日、最終予選の4日目を行った。

 湿走路の9R、森且行(50=川口)は勝利を目指し臨んだが3着に終わり、準決勝戦に進めなかった。「1着じゃないとダメと思って頑張ったけど…。コースを大きく行き過ぎた。滑ったしフロントも1回逃げた。スタートは張り込んだけど合わされた」と勝負をかけたが実らなかった。

 それでも試走は3・52秒とメンバー中トップのタイムを叩き出した。「腰周りを扱って車を押さえられるようになったし、乗りやすくなった。やっぱりエンジンのせいじゃなかった。合ってきた」と良化している。

「もう少しだったけどな。あと2日頑張る」。操縦性が上向いただけに悔しさをあらわに。この気持ちを5日目のレースにぶつけ1着をもぎ取る。