飯塚オートのGⅠ「開設69周年記念レース」は23日の4日目、準決勝戦が行われた。9Rでは岩見貴史(41=飯塚)は2着に入り、2023年8月以来の地元GⅠ優出を決めた。
「Sは遅れてしまったし、鈴木(宏和)選手、久門(徹)選手の方が早かった。ワンテンポ遅れたところを、篠原(睦)選手に差されてしまった」と会心のレース内容ではなかったが「地元のGⅠ優出は久しぶり。調整してエンジンは良くなっていた」と機の上積みに成功した。
当大会は21年12月の65周年で優勝。その自身のV以来、地元勢としても大会制覇から遠ざかっている。優勝戦へ向けては「8人でいいレースができれば」。全員でしのぎを削った先に、自らが地元への覇権奪還を果たす。