川口オートのナイター「東京スポーツ新聞社杯」は26日に2日目を開催し、準決勝戦が行われた。

 9Rの準々決勝Bでは7番車の青木治親(49=川口)が鋭い速攻を決めて快勝。準決Bの勝ち上がり条件は1着のみとあって「優出できてよかった。スタートした直後から、うまく道が開けた」と満面の笑みを浮かべた。

 愛機の動きも徐々に上向き。「準決に向けてはヘッド周りを扱った。手前とかが悪くなかった。初日よりは良くなったけど、最後もうちょっと良くしたい。もうひと伸びが欲しい。セッティングかヘッド周りかやって、もうひとつ良くしたい」と最後まで手を動かす構えだ。

 足周りは問題なさそうで「タイヤは前回優勝した時のもの。これで5走目だけど、そのタイヤが良くて準決も食いついてくれた。最後までこのまま行く」。3節前に当地Vに導いた相棒とともに、再び勝負に挑む。

 いよいよ迎えた優勝戦は準決と同じ7番車で登場する。「この前の優勝はもちろんうれしかった。今回はS級がいないし、チャンスしかないと思っている。最後も頑張りたい」。再び当地で優勝をつかみ、地元ファンからの祝福を受けに行く。