山陽オートの「第8回泉屋カップ」は8日、3日目の開催が行われた。

 6R準々決勝戦Bを快勝したのは青木隆浩(33=山陽)。20線5車並びの中央・5番車の位置から好スタートを決め1コーナー2番手につけると、2周3コーナーで逃げる青嶋裕治を抜き先頭に立ち押し切った。

 初日は跳ねもあり7着と不発。その後、ヘッドを交換し2日目1着。この日も快勝と動きは激変している。「全然違う。進む感じがある。乗り味は最近の中では全然いい。前検にクラッチの部品を一式を替えた効果もあって、スタートが良かった。穴見(和正)さんより先に行けたのは大きかった」と笑顔で振り返った。

 今年は2優出し、6月の当地ミッドナイトでは優勝。だが、その後は芳しくなかった。「優勝したあと別のヘッドに替えたのが良くなかった。優出できてないので。今回は優勝した時のヘッドに戻していい。近況はずっと良くなかったので頑張りたい」と気合が入る。準決勝戦も速攻に期待だ。