川口オートのGⅡ「オートレースメモリアル」は14日、予選最終日となる3日目の開催が行われた。
丹村飛竜(41=山陽)は1Rでカマシが決まって線先手から前線を攻略。3周回で逃げる筒井健太を抜く素早い攻めで制し、2日目から連勝と波に乗っている。
「早い時間のレースだったからエンジンは扱ってない。悪くないけど、昼の照った時のいいところを探したいから、練習で乗ってみる」と納得の仕上がりを目指す。
それでもスタート、道中の動きと他の選手に比べれば群を抜いている。9月、現車に乗り換え近況は3節連続優出中。前節のSG日本選手権でも好走した。「エンジンは全体的にはいいからSGでも優出できた。スタートは出てから伸びるようクラッチのセッティングを改良していいと思う」と自信を持つ。
当地は2017年の開設65周年記念グランプリレースでGⅠ初制覇を決めるなど相性はいい。「初日のように足周りで失敗しなければ、戦える感じはある」とキッパリ。準決も結果を出し優出を決める。