伊勢崎オートのSG「第28回オートレースグランプリ」は12日、予選の3日目を行った。
3Rで快走を見せたのは池田政和(51=川口)。スタート後1コーナーで2番手につけ、2周1コーナーで木村享平を抜く速攻劇。後続を振り切る好内容だった。
「エンジンはいいしタイヤも良かった。基本的にはタイヤ選択だけ。雨の場合も考えておく」と愛機の状態は良好だ。
今節は2020年飯塚・オールスター以来となるSG参戦。1着奪取は19年11月4日の飯塚・日本選手権最終日以来約4年9か月ぶり。だが、そこまで感慨はなさそう。
「やることはいつもと変わらない。SGといってもね、みんなだって(同じように)やってるでしょ。一走一走どのレースでもベストを尽くすのは一緒。明日(4日目)も同じですよ」と冷静だ。
SG8冠、通算71Vの実力者は久々のビッグレースでも浮き足立つことはない。平常心で4日目以降も好走を目指す。