山陽オートのナイター開催「オートレースもWINTICKET杯」が26日、開幕する。今節はS級選手は8人だけ。その一人、森且行(51=川口)にも当然、優勝のチャンスは十分にある。

 前節の川口GIキューポラ杯では準決で4着、最終日は2着だったが良化気配は見せていた。「エンジンは最終日に整備した。いい方に行っているかな。ただ、ここ(山陽)にきてエンジンをかけてみたら、すごく軽く感じた。地元より軽い。練習で乗ってセッティングかカム位置を扱うか考える」。場所が異なることで愛機に変化が生じてたことから、調整の構えを見せた。

 あとはスタート。前節最終日は10線最内と絶好の位置だったが、うまく切れず佐藤摩弥のカマシに屈した。「もちろん練習する。初日の朝にタイミングを確認する」と話す。すべてにおいて最善を尽くし、初戦に臨む。