川口オートのナイターGI「第49回キューポラ杯」が17日、開幕する。前回覇者・黒川京介(26=川口)がV最有力候補だ。
前節の地元開催は準決勝戦で3着、連続優出は5でストップした。「準決は暑い夏用にと調整していったけど、乗りやすいだけで進まなかった。最終日は(5月の)川口記念のセッティングにしたら良かった。今節初日は、その延長で調整していく」と1着を取った前節最終日の状態から進めていく。
今年はここまで16優出10Vと圧倒的な結果を出しているものの「確かに車は安定している。でも、地元だと若干、動かなくなってきている感じがする。優勝した川口記念と比べ落ちてきたかな」と体感的には満足していない。「今節が終わると遠征ばかりでグレード戦もある。そのまま8月のSG(オートレースグランプリ、伊勢崎)に行く。だから今節、エンジンはロッド交換も考えている」と下周りの整備も視野に入れている。
「地元をしばらく走れなくなるし、やることをやって、いい形で締めたい」
もちろん、連覇は頭の中にある。まずは初日、結果を出してファンの期待に応えるつもりだ。