ナイター開催の山陽オート小林啓二杯GⅡ「第6回山陽王座チャレンジカップ」は11日、3日目を開催し、準々決勝戦が行われた。
松尾啓史(46=山陽)は8Rで大外からカマして6番手発進。まくり攻勢で進出すると、途中からは進路を内に切り換え、4周回1コーナーでは穴見和正、柴田健治の2車をさばいて1着。勝負駆けを決め、準決勝戦に進んだ。
「シリンダーを替え、セッティングも地元の状態にした。2日目は滑りがひどく8着で不安だらけだったけど、結果が出て良かった」とレース足を取り戻し、ホッとした様子。
「練習であった跳ねはないけど、少し重いし回転が上がってないのかな。そこだけ微調整する」と上積みを狙い、エンジンには引き続き手を入れる。
3日目はスタートも切れていた。「さすがにスタート巧者になるのは無理(笑い)。でも、もう少し、いいのを切りたい」。気合の飛び出しで優出を目指す。