浜松オートのGⅡ「第3回浜松記念曳馬野賞」は26日、二次予選の2目が行われた。

 森且行(51=川口)が出走した12Rは発走直前に強い雨が降り始めて湿走路となった。インしか利かない走路で、外をぶん回す森には苦手な浜松の雨。それでも、好スタートを決めて笠木美孝に続く3着と連に絡んだ。

「スタートだけ決めていこうと思った。雨は一本道だからね。コースを外さず笠木さんについて行った。伸びる感じがあって笠木さんの中に行きたかったけど、狭くて行けなかった」。抜けなかった悔しさもあるが、展開をつくって走れたことに納得した表情を見せた。

 雨の動きは良さそうだが、3日目は天候は回復の予報。晴れでのエンジンには不満げで「晴れは調整しても回転が上がってこない。点検してみる」。良走路だった初日は伸び止まる症状があり2着。その部分が解消するか、試走の動きに注目したい。