ナイター開催の山陽オート小林啓二杯GⅡ「第6回山陽王座チャレンジカップ」は10日、2日目を開催し二次予選が行われた。
藤岡一樹(45=山陽)は8R、スタート6番手からまくり攻勢で前線を突破すると逃げた満村陽司に僅差の2着でゴールした。
「シリンダーとピストンを替えた。初日より良くなった。伸びは余裕があるし、奥まで行ける。もう少し回転が手前から上がってくれればいい。でも、現状でもエンジン的に余裕はあるし、整備して間違いなくいい方向に行った」と確かな手応えを感じ取る。
前節の浜松GⅡは熱走路に苦しみ「何をやっても良くならなかった」と精彩を欠いたが、あきらめず手を動かし愛機は良化した。
「調整も答えは出そう。あとはスタートが安定して切れれば。地元のGⅡだし頑張りたい」。昨年の当大会は優出2着。雪辱に向け静かに燃えている。